偶発的な戦争 2016 10 23

2016年10月21日の産経ニュース電子版には、このような記事がありました。

ロシア艦隊、イギリス海峡を通過 アレッポ空爆準備か

 英国BBC放送によると、ロシアの空母アドミラル・クズネツォフを含む、
大規模な艦隊が21日午前、英国とフランスの間にあるイギリス海峡を通過した。
シリア北部アレッポへの空爆準備のため東地中海へ向かっているとみられる。
同海峡は公海に当たるが、英国海軍は艦船を出して警戒に当たった。
(共同)
(引用、以上)
 空爆ならば、ロシアは、このような大艦隊を派遣する必要はなく、
ロシア本土からシリアの空軍基地へ戦闘爆撃機を派遣すれば済むと思います。
 しかしながら、ロシアは、地中海に大艦隊を駐留させ、
地中海における存在感を高める意味があると思います。
 さて、ハルマゲドンというと、
多くの日本人は、大災害や大戦争を連想しますが、
それは、勘違いというもので、
ハルマゲドンというのは、中東にある「地名」のことです。
 やがて、ハルマゲドンという土地に「王たち」、
いや「王たちの軍隊」が集められるのです。
その土地に全部の役者が揃えば、最終的な戦争が開始されます。
ロシアも主役級の役者です。
今のところ、全部の役者が揃わないので、戦争は始まりません。
 最悪の場合は、中東は核兵器の汚染により、
「産油地帯」から「人が住めない土地」へ変わるでしょう。
 戦争とは身近にあるものです。
たとえば、第一次世界大戦を思い出してみることです。
 さて、私は、2004年に「21世紀」という文章を書きました。
以下の「21世紀 twenty first century 2004 10 9」を参照してください。
 予言があるということは、
多くの人の努力によって、
予言を外れさせることができます。
 しかし、事態は予言の通りになっていくでしょう。
「ああ、21世紀よ」

第一次世界大戦 2016 5 15
 多くの人が、世界大戦といえば、
第二次世界大戦を連想するでしょう。
 しかしながら、本当に注意すべきで、
研究すべき世界大戦は、第一次世界大戦です。
 あの当時、誰もが、
戦争など、ましてや世界大戦など、やりたくなかったのです。
 しかしながら、いつの間にか、
戦火が拡大して、第一次世界大戦になってしまったのです。
 そういうわけで、研究し、防がなければならないのは、
第一次世界大戦のような戦争です。
 この世界大戦は、1914年6月、
オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者が、
サラエボで銃撃されるという「サラエボ事件」を契機に始まったのです。

21世紀 twenty first century 2004 10 9
 21世紀初頭の歴史は、
アメリカが、中東の戦いで、深手を負い、
これが致命傷となって、国際舞台から消えていくでしょう。
 同じ時期に、ロシアと中国に、強力な政治指導者が立ち、覇権を争うことなるでしょう。
この争いは、戦争へと発展するかもしれません。
それは、中国において発生する「石油不足と食糧危機」が、その原因となります。
 やがて、21世紀後半には、
文明の中心は、東南アジア、そして、オセアニアと移っていくでしょう。
 中東の戦いは、湾岸戦争とイラク戦争、
そして、「最終的な戦争」を含めて、第三次世界大戦と呼ばれることになるでしょう。
ロシアと中国の戦争は、第四次世界大戦となるでしょう。
 アメリカの未来は、イギリスです。
「栄光のイギリス」を知る人は少なくなりましたが、
今度は、「栄光のアメリカ」と呼ばれることになるでしょう。
 日本は、どうか。
確かに、21世紀前半に、日本の繁栄は、あり得ました。
しかし、世界最速で進む少子化が、日本の命取りになるのです。
 文明の中心が、やがて、東南アジアやオセアニアに移っていくとなると、
20世紀に大国や先進国と呼ばれた国は、どうなっているのか。
それは、気候変動(自然災害)が、大きなダメージとなって、衰退していくのです。
 こうした未来を変えることはできます。
しかし、それには、相当の努力と覚悟が必要です。
 「現代のタイタニック号」は、向きを変えられるのか。
今、地球に住んでいる人たちは、タイタニック号に乗船しているようなものです。

人の子が来る The Coming of the Son of Man 2010 7 19
 その苦難の日々の後、たちまち、
太陽は暗くなり、
月は光を放たず、
星は空から落ち、
天体は揺り動かされる。
 そのとき、人の子の徴が天に現れる。
そして、そのとき、地上のすべての民族は悲しみ、
人の子が大いなる力と栄光を帯びて
天の雲に乗って来るのを見る。
「マタイによる福音書 24  Matthew 24」























































































スマートフォンのトップページへ